日本男子バレーボールは、1972年にオリンピックで金メダル獲得以降、世界選手権・ワールドカップ含め、アジア選手権・アジアカップを除き約50年前後、メダルに届きません。メダルの目標からは、ずっと負け続けているのです。試合毎にはかなり善戦し惜しい試合もありますが、結局最後には【高さ】【パワー】で圧倒され力尽きます。50年も同じことの繰り返しです。
バレーボールという競技は、残念ながら身長において東大入試の共通テストのごとく足切りラインがあると考えるのが現実的です。攻撃参加の選手なら2M以上が普通で合格最低ラインでしょう。それ以下であれば豪合格すること。すなわちチームを勝利に導くことは困難です。
日本の主力選手はどうでしょうか?石川祐希選手192㎝、高橋藍選手188㎝、平均身長は191.3㎝です。その身長だと海外では、セッターの選手?となります。では日本では2M以上の選手は皆無なのでしょうか?そんな事はありません。
麻野聖斗選手の207㎝を筆頭に代表チームに6名在籍しています。つまり日本男子ボールチームは勝利が第一優先のチーム編成になっていないのです。
何故でしょうか?日本はアマチュアスポーツ振興・育成・強化にあまりお金をだしません。従って、民間のスポンサー頼りのチーム運営を余儀なくされ、人気があり集客力のある、お金を生む選手起用がチームの勝利よりも優先されるという理屈です。必死で応援するファンの意向・動向が代表チームの勝利なは結び付かない皮肉な結果となっているといえるでしょう!
ここまで観ていただいた方にはお気づきかも知れません。日本の国家運営もこの男子バレーの仕組みと全く同じだと思いませんか?要するに既存政党も選挙で選ばれたはずの国会議員も日本が勝つ(日本の国益第一優先の)体制にひとつもなってないのです。男子バレーの例で言えば、スポンサーの意向に当たるのがDS等の既得権益集団であり、

